多胎の入院生活と授乳

お産後、母児同室・母児異室のどちらにしろ、まず１人からはじめます。
特に、初産の方だと、いきなり２人は無理です。

赤ちゃんがどちらも、大きく元気な場合は、交互に授乳を行います。

〔さっきは１子ちゃんだったから次は２子ちゃんね〜〕という風に。
ママもしっかりと記録して次はどちらをどれくらい飲ませたかを記録しています。

ところが、実は、片方が未熟児でという場合が少なくないのが現状です。

そういう場合は、１人の子をずっと同室・授乳となります。
ただ、母乳はどちらの子にもあげてほしいので、助産師は、めーいっぱい、おっぱいを搾らせていただくことになります。
多分、一人の授乳で最初はせーいっぱいなので、無理せず助産師に搾ってもらってください。

最近では、搾乳機でご自分で搾乳していただく産院も多いでしょう。

***　最初は、２人とも絶対母乳で・・・ってがんばりすぎないほうがいいと思います。***

疲れがたまると、母乳がでなくなります。
片方がおっぱいなら片方がミルクで・・と割り切っていたほうがあとでよい方向に行くと思います。

そうこうするうちにママが慣れてくるのと、赤ちゃんもなれてきます。
そうしたら日中だけでも、２人の育児（同室）に挑戦です。

そして、余裕があれば夜間も同室でも。ただ、病院にいる間だけでも体を休めることが大事かな〜と思いますので無理せず・・・です。

退院！！

２人同時に退院できそうな場合は，チョッと長めの入院をおすすめします。
病院にもよりますが、できれば、慣れて自信がついてからのほうが、いえに帰ってパニックを起こしたり相談する人がいなくてブルになったりしなくていいと思います
（お金はかかるんですけどね・・）

赤ちゃんひとりだけと退院！！

赤ちゃんがひとりだけでも帰ってからは戦争です。
余裕があれば、おっぱいをあげたあとに搾り、冷凍して病院にもっていきましょう。
ただし、１日１〜２回の直接授乳の許可が下りれば、その時間だけでも，その子に授乳し、帰ってからいえにいる子に授乳しましょう

本当にハードな生活ですが、あくまでも自分の体調にあわせて下さいね

ママひとりだけ退院！！

２人のためにおっぱいを搾って病院へもっていく！の生活がはじまります。
夜もできれば３時間毎に搾っていたほうが、おっぱいが出なくなってしまうということが防げると思います。
これも、１人１人考え方ですので、母乳にこだわらなければ、これから始まる忙しい生活のためにゆっくり夜は休んでおくというのもいいとおもいますが・・

どちらにしろ、１人づつ授乳にもチャレンジです。

《余裕がでてきたら・・同時授乳》

この方が、同時に寝てくれる時間が多いといわれます。もちろん１人おきたら、もう一人もねてても無理に起こす。
そのうち、時間があってくる（らしいです）

母乳編
両脇に赤ちゃんを抱え、座布団、クッションを使って支え、同時におっぱい。
腱鞘炎にならないように気をつけて・・

母乳と哺乳瓶編
片手で母乳をあげ、もう一人は寝かせて哺乳瓶をくわえさせる。

両方哺乳瓶
２人とも寝かせ、両方哺乳瓶。

赤ちゃんの状況で直接授乳が不可能な場合も結構あります。

ただし、小さく生まれた場合早産の場合、その子たちにあった組成の栄養たっぷりの母乳が分泌されるといわれています。

早い時期から搾乳を始めましょう♪

手搾りや搾乳機での方法を教えてもらいましょう。

赤ちゃんが吸うことができるようになった時まで分泌を維持するためにも、１日８回以上の搾乳は必要です。

長くなりそうなら搾乳機を勧めします。

電動搾乳機

長くなりそうなら電動をお勧めします。
購入　レンタル　あり

搾乳機はメデラがおすすめです。

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電動に比べて安価」です。

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