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母乳育児の知識
- おっぱいのメリット
- 母乳育児を成功させるための10か条
- 母児同室頑張りましょう
- おっぱいの出る仕組みを知りましょう
- おっぱいをほしがっている早期のサインを知っておきましょう
- おっぱいが足りているサイン
- 母乳とダイオキシン
- おっぱいの成分〜前乳と後乳の違い
- 母乳の保存期間
- 赤ちゃんは3日分の水筒とお弁当箱を持って生まれてきます♪
- おっぱいと虫歯について
- 感染症と母乳について
- 授乳中言ってはいけない言葉、言われたくない言葉!
- ママの食事や状態によって変化する母乳の色
母乳育児の知識記事一覧
おっぱいのメリット
おっぱいのメリットスキンシップ なによりもこれではないでしょうか?常に抱っこし、笑いかけたり話しかけたり、赤ちゃんもお腹の中から聞いていたママの心臓の音を聞いて安心感を得られると思います。ママと赤ちゃんが自然な形で接触でき、母子相互作用がうまれやすいですね。赤ちゃんに一番あった食べ物■母乳のたんぱく...
母乳育児を成功させるための10か条
■ WHO(世界保健機構)とユニセフが1989年に全世界の産科施設に対して 「母乳育児を成功させるための10か条」を守ることを呼びかけました。とっても参考になります・・医療者向けですが、逆にここに書かれていることを受けれる施設を選ぶといいでしょう。1. 母乳育児推進の方針を文章にし、すべての関係職員...
母児同室頑張りましょう!
出産後、赤ちゃんに問題がなければ赤ちゃんとママが同じ部屋で過ごすことを言います。以前は、母児異室と言って、赤ちゃんは新生児室ですごし授乳の時だけ赤ちゃんのお世話をし、授乳後はママは部屋の戻るというスタイルが主流でした。みみりんも第1子、第2子までは総合病院でしたので当然のように母児異室でした。そのた...
おっぱいの出る仕組みを知りましょう
おっぱいは知れば知るほど神秘的!です。しくみをしると、なぜ、おっぱいを吸わせればすわせるほどでるかわかります妊娠中妊娠の前半〜乳管や乳腺葉の発育と増殖が見られます。妊娠中期〜乳汁分泌機能が整えられてきます。妊娠後期〜乳腺実質の細胞が増殖し、乳腺房の中に早期の初乳が貯留します。簡単に説明すると・・妊娠...
出産後の母乳に変化や産出量
妊娠後期に分泌されるおっぱいは初乳とほぼ同じ成分と言われています。ナトリウムやクロール、感染防御のためのグロブリンやラクトフェリンなどが多く含まれています。(ただし、カゼインは含まれておらずラクトース濃度は低い)出産後赤ちゃんが哺乳開始すると、新しい乳汁が産生されます。初乳は産後1〜5日移行乳は産後...
おっぱいをほしがっている早期のサインを知っておきましょう
はじめに 日本ラクテーションによると、赤ちゃんが、泣きだす前に、おっぱいをほしがるサインを出しているといわれていますし、実際によく見られます。授乳に慣れてきているならば、泣いてからでも遅くはありませんが、授乳に慣れていない時期、陥没乳頭や扁平乳頭などまだ上手になれていない場合、かんしゃくを起こしや...
おっぱいが足りているサイン
はじめに おっぱいがたりてるのかな?って不安は常につきもの。文献から引用してみました。入院中はまだおっぱいがでしっかり足りていないことが多いので、参考にならない部分はあります。退院後の1つの目安として、みてみましょう。おっぱいが足りているサインとは? ・赤ちゃんが少なくとも1日8回はおっぱいを飲...
母乳とダイオキシン
母乳とダイオキシン(2003年8月にラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル(本部)が発行したものを、ラ・レーチェ・リーグ日本で翻訳し、日本の状況に合わせて部分的に変更を加えています。翻訳 ラ・レーチェ・リーグ日本 2003年11月より一部抜粋)◆ 汚染された世界であっても母乳育児が最善の選択◆ ア...
おっぱいの成分〜前乳と後乳の違い
前乳と後乳の違い 一回のおっぱいでも出始めのおっぱいを前乳あとのほうのおっぱいを後乳といいますが前乳と後乳では、タンパク質、糖質、免疫物質、ミネラルなどの成分はあまりかわりませんが 脂肪濃度が違ってきます。写真は搾ったおっぱいをしばらく置いておいたものです。左が搾りはじめ、順番に容器にいれていったも...
母乳の保存期間
母乳は赤ちゃんにとって貴重なもの。適切な方法で保存したいですね。母乳に含まれる生きた細胞や抗体は、赤ちゃんの腸の中で細菌が増殖するのを防ぐ働きがあります。この母乳の抗菌作用は、母乳を容器に保存するときにも同じように働くといわれています。 細菌の増殖を抑制して母乳の鮮度を保ちます。 ガイドラインでは...
赤ちゃんは3日分の水筒とお弁当箱を持って生まれてきます♪
赤ちゃんは3日分の水筒とお弁当箱を持って生まれてきます これは、母親教室でもよくお話しさせていただいています。と、いうのはよく「まだおっぱいが全然でていないのに、赤ちゃん大丈夫?かわいそう!」とか聞きます。上の言葉通り最初は、おなかのなかでしっかり栄養を蓄えて生まれてきます。生まれてからは多少おな...
おっぱいと虫歯について
虫歯になる機序虫歯を工場にたとえると、まず、建築資材の砂糖が口の中に入ると、虫歯菌であるミュータンス菌が工場となる歯垢を作ります。その工場では、糖が分解され酸という製品を作り、この酸が歯をとかします。母乳に含まれる乳糖や果物に含まれる果糖は、歯垢をつくる建築材料にはなりませんが、製品である酸の原料に...
感染症と母乳について
感染症と母乳についてB型肝炎ウイルス(HBV) HBVキャリアのうち、HBs抗原(+)HBe抗原(-)の妊婦では、母子感染率は約10%で、赤ちゃんが無症候性キャリアになるのはごくまれHBs抗原(+)HBe抗原(+)の妊婦では母子感染率は約90%で、80%の赤ちゃんがキャリアになるただし、HBVの母乳...
授乳中言ってはいけない言葉、言われたくない言葉!
実は先日、赤ちゃん訪問の時にお会いしたママから『実家にいたときは赤ちゃんが泣くと「ミルク足しなさい」って言われてました。でも、実家から帰ってきてそういうことを言われなくなって気が楽になりました。泣いたらおっぱいをあげればいいだけなので・・』そして、ミルクを足すのをやめて頻回に母乳を繰り返すうちに母乳...
ママの食事や状態によって変化する母乳の色
初乳ではベーターカロチンが多く含まれているので黄色みがかかった色、そして日数がたつと徐々に白っぽいおっぱいに変化していきます。また、母乳の色は、ママの食事や内服薬、状態によって色が変化します。母乳の色原因緑色・母乳を冷凍した場合・赤ワイン・ビタミン剤・クロロフィル・多量の緑色野菜オレンジ色・カロテン...