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消炎鎮痛剤の注意点と効き目の強さ、即効性の比較
妊娠中の鎮痛消炎剤は一般的にはアセトアミノフェンが安全性が高いため使用されます。
非ステロイド抗炎症薬(NSIDs)の使用により初期では流産リスクが高まり、後期では新生児肺高血圧症の原因になろともいわれています。
内服薬だけではなく外用剤も同様です。湿布なら大丈夫!ではありません。
アセトアミノフェンといえども長期の使用は控えたいものです。
また、市販薬でもシリーズの薬でも名前が似ているからと言って同じ成分ではないものがたくさんあります。
例えばバファリンシリーズでは
バファリンはアスピリンですがバファリンルナJはアセトアミノフェン、バファリンプレミアムにいたってはイブプロフェン+アセトアミノフェン配合となっています。
使用前に必ず成分を確認し薬剤師さんに相談しましょう。
もう一つ注意点としては市販薬の中には眠気を抑えるために無水カフェインが含まれているものがたくさんあります。その際はコーヒーなど少し減らすなどカフェインの取りすぎにならないように注意しましょう!
いずれにしろ
妊娠している可能性がある場合はなるべく産婦人科の先生に確認されるのがベストですね。
ここでは妊娠中や授乳中に主に使用される薬をのせています。
妊娠中は上記の理由のためアセトアミノフェンが第1選択になっていますが、産後の鎮痛剤はロキソプロフェンの使用が多いでしょう。
手術後などの強い痛みでは市販薬にはないボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)が使用されています。
即効性があるのは
- 1位: アセトアミノフェン(カロナール)Tmax0.46
- 2位: ロキソプロフェンナトリウム (ロキソニン)Tmax0.79
- 3位: ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)Tmax2.72
- 4位: イブプロフェン(ブルフェン)Tmax2.1≒アスピリン(バファリン)Tmax2.13
持続性
- アスピリン(バファリン) 2.97
- アセトアミノフェン(カロナール)2.36
- イブプロフェン(ブルフェン)1.8
- ロキソプロフェンナトリウム (ロキソニン)1.31
- ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)1.2
(T1/2)だけ考えると上記の結果となりますが(T1/2))はTmaxからとなりますので
総合的に判断すると
- 1位: アスピリン(バファリン)8.07
- 2位: イブプロフェン(ブルフェン)5.7
- 3位: アセトアミノフェン(カロナール)5.18
- 4位: ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)5.12
- 5位: ロキソプロフェンナトリウム (ロキソニン)3.41
注意:独自の計算によるものです。
頭痛によく効くのは?
片頭痛には ロキソプロフェン
緊張型頭痛には イブプロフェン
効き目の強さ
- 1位: ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン。市販薬はない)
- 2位: ロキソプロフェンナトリウム
- 3位: インドメタシン(外用剤に多い)
- 4位: イブプロフェン
- 5位: アセトアミノフェン = アスピリン
胃への負担が大きいのは
- 1位: ジクロフェナクナトリウム
- 2位: アスピリン
- 3位: ロキソプロフェンナトリウム
- 4位: イブプロフェン
- 5位: アセトアミノフェン
* なお、ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)は座薬になると即効性が増し胃腸障害も少なくなるため1歳以上ならお子さんにも使用できます。
アセトアミノフェン
アセトアミノフェンは妊娠中・授乳中の第1選択の鎮痛剤です。
胃に対する副作用も最も少ない鎮痛剤です。
子供の鎮痛剤としても第1選択として使われるため市販薬でもよく使用されていますが
中にはアレルギー反応が出たことがある方もいらっしゃいますので
アレルギー反応が出たことがる方は逆には禁忌となります。
よく病院で処方されるアセトアミノフェン含有の薬
(アセトアミノフェン製剤)
- 病院でよく処方される薬ではカロナール、アンヒバが主です。
(アセトアミノフェン含有剤)
- SG配合薬にも含まれています。
アセトアミノフェン含有のそのほか後発薬
(アセトアミノフェン製剤)
- アルピニー坐剤
- パラセタ坐剤
(アセトアミノフェン製剤)
- コカール
- ピレチノール
アセトアミノフェン含有の市販薬
(アセトアミノフェン製剤)
- タイレノールA
- ラックル
(アセトアミノフェン含有剤)
- サリドンエース
- 新セデス錠
- ノーシン錠
- ノーシンホワイト
- バファリンエル
- バファリンルナJ
ロキソプロフェンナトリウム(NSIDs)
ほかの鎮痛剤に比べて胃の負担が少なく、効果が出現するのが早いのが特徴です。
また、鎮痛、解熱以外にもアセトアミノフェンにはない抗炎症作用があります。
先発名はロキソニン
妊娠中は流産や胎児動脈管収縮を起こす可能性があるため使用は控えられていますが
授乳中や産後などによく使用されている鎮痛剤です。
後発品としては
- ロキソマリン・ロブ・ロキプロナール・ロキフェン・ロゼオールなど
市販薬
- ロキソニンS
- ロキソニンSプラス(胃を守る成分酸化マグネシウム配合)
- ロキソニンSプレミアム(鎮痛補助成分配合されより鎮痛効果が高い)
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イブプロフェン(NSIDs)
プロピオン系の非ステロイド系消炎鎮痛剤
緊張型頭痛に効果があります。
主に、ブルフェン
市販薬に多く含まれているため市販薬での知名度のほうが高いですね。
後発品としては
- イブプロフェンなど
市販薬
- イブ (イブプロフェンのみのシンプルな薬なため軽度の症状におすすめ)
- イブA錠
- イブクイック(イブに胃腸障害を予防する酸化マグネシウム配合)
- リングルアイビー(イブプロフェンのみの薬ですがイブより含有量が多いため効き目が強いです。短期用)
- セデスキュア
- フェリア
- エコルネ
アスピリン(NSIDs)
アスピリンは大変歴史が古い薬です。
低用量の錠剤では抗血小板薬として脳梗塞や不妊治療にも使用されています。
アスピリン喘息の方、子供のインフルエンザ、には適していません。
主にアスピリンやバファリン
後発品としては
- イズキアなど
市販薬
- バファリン
- バファリンA(胃を守る成分配合)
- ケロリン