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赤ちゃんは3日分の水筒とお弁当箱を持って生まれてきます
赤ちゃんは3日分の水筒とお弁当箱を持って生まれてきます
これは、母親教室でもよくお話しさせていただいています。
と、いうのはよく「まだおっぱいが全然でていないのに、赤ちゃん大丈夫?かわいそう!」とか聞きます。
上の言葉通り最初は、おなかのなかでしっかり栄養を蓄えて生まれてきます。生まれてからは多少おなかに入ってこなくても大丈夫なように準備されて生まれてきます。
もちろん、赤ちゃんは飢餓のような状態なので一生懸命おっぱいを吸おうとします。 でも、この吸いつきによっておっぱいが出るようになるのです。
そして、そのお弁当と水筒がなくなるころに、ママのおっぱいが出始めます。 本当に不思議です。
もちろんおっぱいが出始める2〜3日は体重減少はありますが、ユニセフ/WHOによると10%以内であれば生理的とされ、大体2〜3週間で出生体重にもどるといわれています。
また、赤ちゃんの胃袋のおおきさはどれくらいあると思いますか?
なんと、生後1日目では、ビー玉ぐらいの大きさ5〜7mlの容量しかありません。
3日目で25ml赤ちゃんの握りこぶし大ぐらい、10日目で50mlゴルフボールくらいの大きさなんです。
生まれたての赤ちゃんがそんなにたくさんのおっぱいを必要としないのがおわかりでしょうか。
ただし、赤ちゃんに、黄疸、体重減少が大きい(ふつうはうまれてから10%以内の体重減少があります)低血糖などあり必要があれば足していく必要がありますが、それは病院で毎日チェックしているので、言われなければ大丈夫!!
どんどん吸わせてあげましょう!
そして、『出ていないのに、かわいそうに・・』という周りの言葉を上手に聞き流しましょう。
ただし、予備能力の少ない低体重児や早産時は低血糖を起こしやすいので最初からミルクの補足が必要なことが多いです。
疑問が生じるようなら医療スタッフにしっかり指導を受けましょうね。