日本脳炎ワクチン

 
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日本脳炎ワクチン

 

日本脳炎ワクチン

日本脳炎ワクチン(日本脳炎予防接種)

 

平成17年5月、日本脳炎ワクチンによる健康被害の重症のADEM(急性散在世脳脊髄膜炎)がマウス脳の製法による日本脳炎ワクチンと因果関係があると判断されたことにより、予防接種をさしひかえるように勧告されました。

 

これまでの日本脳炎ワクチンの製造法(原材料としてマウス脳を使用)とは異なり、Vero細胞培養由来の乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが平成21年2月23日に薬事法に基づき製造販売承認がなされ、平成21年6月2日の省令改正とともに、定期接種のワクチンとして位置づけられました。

 

ただし、今現在(平成22年1月)、まだ積極的に接種するまでにはいたっていません。そのため、接種するかしないかの判断は私たちこの親がしなくてはいけない状況です。

 

日本脳炎ワクチンについて22年1月15日、新年度から積極的勧奨を再開する方針が固まりました!!

 

 

定期接種の第1期の予防接種のみに使用されていましたが、第2期についても接種可能になりました 。

 

日本脳炎ワクチン旧型と新型の違い

 

以前の日本脳炎ワクチンは、マウスの脳内に日本脳炎ウイルスを接種しこれを採取、精製しワクチンとしたもので、製造の過程で微量ながらマウスの脳組織成分が混入する可能性があり(検出限界以下)、この成分によってADEMが起こる可能性が否定できないとされていました。

 

新しく開発されたワクチンは、マウス脳細胞を使用しないVero細胞培養由来の乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンとなっています。

 

予防接種の必要性とスケジュール

 

対象者

 

初回接種
:(生後6〜90 か月未満、標準的な接種年齢:3歳で2回)

 

通常0.5mL(3歳未満は0.25mL)ずつを1〜4週の間隔で2回皮下接種

 

初回接種追加:(生後6〜90 か月未満、標準的な接種年齢:4歳で1 回)

 

初回接種終了後、1年を経過したのちに0.5mL(3歳未満0.25mL)1回皮下接種 

 

2期接種
:(9〜13 歳未満、標準的な接種年齢9歳)

 

0.5mLを1回皮下接種

 

3期接種
:(14〜15 歳、標準的な接種年齢14 歳)

 

0.5mLを1回皮下接種

 

急性散在性脳脊髄炎(Acute disseminated encephalomyelitis: ADEM)について

 

ウイルス感染後やワクチン接種後に生じるアレルギー性の脳脊髄炎です。 原因別に以下の3つに分類されます。

 

感染後ADEM

 

・何らかの感染症に引き続いて発症する。頻度的に最も多く、小児に多い。発疹性ウイルス・麻疹、風疹、水痘・帯状疱疹など、ムンプスウイルス、インフルエンザウイルスの頻度が高い。他にコクサッキ_、アデノ、単純ヘルペス等のウイルス、マイコプラズマ、キャンピロバクター、溶連菌など。
・一般的には気道、消化管感染症などの後に起こるが、起炎病原体がわからないことが多い。

 

ワクチン接種後

 

・種痘、狂犬病、麻疹、日本脳炎、インフルエンザ、百日咳、ジフテリア、破傷風、ムンプス 型肝炎等のワクチン接種後に引き続いて発症する。

 

特発性ADEM

 

・感染症やワクチン接種などの病歴がなく、明らかな誘因がないもの。若年成人に多い傾向がある。

 

症状

 

・感染後あるいはワクチン接種後、数日〜2週後に発熱、頭痛、悪心、嘔吐、項部硬直けいれん、運動障害等の症状があらわれます。

 

頻度 人口10万人あたり2.5人

 

治療と予後

 

ステロイドパルス、血漿交換などの治療により多くは正常に回復しますが、
運動障害や脳波異常などの神経系の後遺症が10%程度あるといわれています。

 

発症のピークは6歳前後で、全治19%、軽快66%で死亡例はなかったと報告されています。

 

 

日本脳炎ワクチンの副反応

 

局所の発赤,腫脹,麻痺等,また、全身反応として発熱,悪寒,頭痛,倦怠感、鼻漏

 

 

 

 

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