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腸重積
腸重積とはどんな病気?
腸に腸が入り込んで重なり合ってしまう病気です。
入り込んだ腸が肛門のほうへ引っ張られて、腸にしめつけられるためとても痛みます。
消化物も通れず、また、血流も阻害されるため、ほうっておくと腸が壊死(くさってしまう)することもあります。
かかるのは、主に生後2歳までで、80〜90%を占めます。
男のほうが女の子よりも2倍近く多いです。また、冬〜春先に多いです。
原因もいろんな説が出ていますが、不明です。
また、繰り返すこともあるので(多くは半年以内)、治っても3〜4ヶ月は月1回ぐらいで受診をすすめられるでしょう。
症状
突然おこります。
・急に、火がついたように泣き出す。不機嫌になる。体をよじらせたり反り返って顔面蒼白になることもあります。
・痛みのために吐くこともあります。
↓
・泣き止んでも、しばらくして泣き・・・を繰り返す。(泣き止んでいるときはケロリとしている。)食欲はありません。
↓
・病気が進行すると血便が出る(イチゴゼリーに似ています)
・吐物に胆汁がまじり緑色っぽい
↓
ぐったりしてくる
治療
触診し、腫瘤が触れれば腸重積と診断されます。その際、間欠的な泣き方をすることを伝えましょう。
腸重積と診断されれば高圧浣腸をします。
腸重積がおきてから24時間以内なら高圧浣腸で治療が可能です。まれに手術が必要なときもあります。
ただし、治っても、重なった腸の部分はまだうっ血していますので再発する可能性があります。
そのため経過観察が必要です。1日入院が必要になるでしょう。
こんなときは受診しましょう
・間欠的な泣き方(10分の子もいれば30分おきの子もいます)であれば腸重積を疑って病院へいきましょう。
・血便が出た場合(できれば便をもっていきましょう)
家では
・消化の良いメニューからはじめましょう。
海藻類などは、腸内で膨らむので避けたほうが良いでしょう。