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マイコプラズマ肺炎
最初はかぜ?ってかんじです。咳が続くとき高熱が続くときは必ず受診しましょう。重症化しやすいので早期発見・早期治療が1番です。
マイコプラズマ肺炎とはどんな病気?
マイコプラズマ( Mycoplasma pneumoniae )という微生物によって引き起こされます。マイコプラズマは、ウィルスなみに小さいです。
幼児期から学童の子供がかかりやすい病気です。
以前は4年に1回の流行が見られましたが、最近では毎年、季節を問わずみられるようになってきました。
血液検査、レントゲン検査で診断がつきます。
感染時期
潜伏期は通常2〜3週間です。
感染力は初発症状発現前2〜8日でみられるとされ、症状発現時にピークとなり、4〜6週間以上続きます。
どんな症状がでるの?
発熱や頭痛全身倦怠が3-4日続きます。
その間に咳がだんだんひどくなってきます。最初は乾いた咳で痰もすくないですが,だんだんと痰も出るようになります。
熱がさがったあとも、せきだけ長く続き(ピークは2週目で3〜4週間持続)痰に血液が混ざってくることもあります。
幼児では鼻炎症状もみられます。
2-3日で治ってしまう人もいれば,治るのに1ヶ月以上かかる人もいます。
早期発見・早期治療がのぞまれます
予防方法
・マイコプラズマ肺炎の予防接種は今のところ、ありません。
・マイコプラズマ肺炎の患者と同じ部屋で眠るのは控えましょう。(チョッと無理?)
・流行期には・人ごみはできるだけ避け、手洗い、うがいなどをしっかりしましょう。
家ですること
・水分をしっかりとりましょう
・安静
・高熱でなければお風呂はかまいません。
・対症療法・・咳・熱・頭痛
参考)咳が出るとき
・内服は医師の指示があるまでしっかりつづけましょう。
治療
抗生物質の内服・点滴
発熱・頭痛・・・鎮痛解熱剤の使用
こんなときは受診しましょう
・水分もとれないとき
・高熱が続くとき
・ぐったりしているとき
学校や保育園は?
・安静にして、医師の許可があるまでお休みしましょう。
・学校伝染病(第3種)に指定されています。療養中は欠席になりません。ただし、報告書の提出が必要になります。