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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
思春期にかかると、無菌性髄膜炎や難聴・睾丸炎・卵巣炎などの合併症を引き起こすことも・・できれば1歳過ぎたら予防接種をおすすめします。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)とはどんな病気?
ムンプスウイルスの飛沫感染(ひまつかんせん)により耳下腺炎や顎下腺炎を起こすため、顔がおたふくのように腫れるため「おたふくかぜ」とも呼ばれています。 おたふくは一度かかると終生免疫がつくので、再びかかることはありません。
赤ちゃんには少なく、学童期に多い病気で、赤ちゃんが感染しても、症状に出ない不顕性感染が多いとされています。
ただし、思春期にかかると、無菌性髄膜炎や難聴・睾丸炎・卵巣炎などの合併症を引き起こすこともあります。
不妊の原因になることもあるので、できれば1歳過ぎたら予防接種をおすすめします。
どんな症状が出るの?
・まず一方の唾液腺(耳たぶ〜耳の前のあごのラインに沿って)が腫れ、その数日後にもう片一方の唾液腺が腫れてきますが、片方しかはれないこともあります。
耳下腺のはれは2〜3日がピークで、そのころに熱が最も高くなります。(熱は出る子と出ない子がいます。)耳を痛がったり、食事の時に口を開けるのを痛がったりします。 耳下腺が腫れて痛く、食べ物がかみにくく、飲み込みにくいため食欲がおちます。
腫れは、4日〜10日でひき、熱も、それとともに下がります。耳下腺だけでなく、あごの下にある、顎下腺まで腫れることもあり、その場合、はれがひくのにも時間がかかります。
一般的に、年齢が低いうちにかかったほうが、症状が軽くすみます。赤ちゃんの場合、熱もでず、はれもわずかできづかない場合があります。4歳以上になると、症状がはっきり現れ、小学生以上になると、痛みが非常に強く高熱がでることもあります。
感染時期
・唾液(飛沫)感染もしくは接触感染でうつります。
・潜伏期は2週間で感染力があるのは、はれが出る2〜3日前から発症後1週間ほどです。 (唾液腺の腫れがひいてしまったら、もう、人に感染させることはありません。)
予防
・予防接種が1番です。過去1ヶ月以内に他の生ワクチンを受けた人・妊婦は接種できません。
参考) おたふくかぜワクチンとは?
家ですること
・ほおを冷やし、家で静かに過ごしましょう
・口当たりのよい、食べやすいものをあたえましょう。
・口腔内を清潔に保ちましょう。
・痛みが強い時は、唾液が出やすくなる酸っぱい物や果汁は避けた方がよいでしょう。
・シャワーでさっとながしましょう。
治療
対症療法しかありません。発熱や痛みには解熱鎮痛剤を使いましょう。ただし、化膿性の耳下腺炎が疑われる場合は、抗菌剤が処方される場合があります。
こんなときは受診しましょう
・熱が下がらず、強い頭痛、吐き気があるとき(まれに髄膜炎・難聴・睾丸炎・卵巣炎などの合併症を起こすことがあります)
学校や保育園は?
学校法定伝染病第二種の伝染病です。(インフルエンザ・百日咳・麻疹(はしか)・流行性耳下腺炎(おたふく)・風 疹・水痘(水ぼうそう)・咽頭結膜熱(プール熱)) 主治医より「登校(園)許可書」を書いてもらって下さい(保育園などでは書類は不要なところもありますが、受診は必要です)。
学校保健法で「耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が発現した後5日間を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで」と決められています。
ふつう耳下腺の腫脹は4〜10日間程度続きます。
みみりん家は?
第一子は男の子だったので、1歳過ぎに予防接種しました。
第2子がは5歳のときに罹患しました。 腫れていたわりに、痛がることも少なく、食事も固形物でも大丈夫でした。熱も37度前後。
その調度2週間後の第三子2歳で罹患しました。左のみ腫れました。熱は38度が続きましたが元気でした。
二人とも、割と元気でよかったです。