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下痢止め
下痢止めとは?
2つのタイプがあります
・鎮痙薬・・副交感神経に作用して腸の蠕動運動を抑えて下痢をとめるもの
・収れん薬・・傷ついた腸粘膜の表面を保護し、体内の水分が腸に漏れるのを防ぐ
使うのはどんなとき?
むやみに、下痢止めを使用すると、体内に入った病原菌を体外に追い出そうとする働きをおさえてしまい、かえってよくありません。
ですから、細菌性の下痢の場合には、抗菌剤で菌をやっつけて、整腸剤の服用と水分摂取でのりきります。
逆にかぜやロタウイルスなど、ウイルス性の下痢のときは、脱水を起こしやすく、下痢止めが処方されることが多いでしょう。
治療
アドソルビン
・・腸管内余分なガスや水分、有害物質を吸着し、体外に排出」する作用のある収れん薬。腸の粘膜に作用して炎症を鎮める働きもあります。
タンナルビン
・・腸の粘膜を保護し、分泌液が出るのを抑えて下痢をとめます。牛乳アレルギーの子は禁。
ロペミン
・・腸の動きを協力に抑え、ウイルス性の下痢にも効果があります。原則的に2歳以下の子には使いません。