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準備期とは?
以前は、離乳食を始める前に・・。
スプーンに慣れること、おっぱいやミルク以外の味に慣れることが目的で
湯冷ましや果汁を飲ませるように指導してきました。
ただし、現在は離乳食をはじめる5〜6ヶ月までは母乳やミルクのみで十分とされています。
厚生労働省の「授乳・離乳支援ガイド」の中でも、
『 咀嚼の観点で、通常生後5〜7ヶ月頃にかけて哺乳反射が減弱・消失していく過程でスプーンが口に入ることも受け入れられていくのでスプーンなどの使用は離乳の開始以降でよい。』
とされています。
最初、べ〜っとスプーンを出して嫌がるかもしれませんがそれは仕方ないです。 出しても徐々に慣れていきますので気にせずすすめていきましょう。。
また、果汁もこの時期に良くすすめられていました。
しかし、
2001年にアメリカ小児科学会で『6ヶ月前の乳児に果汁を与えるべきではない』という勧告をだしています。
厚生労働省の「授乳・離乳支援ガイド」の中でも
果汁の摂取により
・乳汁の摂取量が減少する。
・タンパク質・脂質・ビタミン類や鉄・カルシウム・亜鉛などのミネラル類の摂取量低下が危惧される。
・乳児期以降における果汁の過剰摂取傾向と低栄養や発育障害との関連が報告されており、栄養学的な意義は認められていない。
そのほか、
・アレルギー悪化の恐れ
・現在のミルクには昔と違いタンパク質やミネラルの濃度は母乳に近くなっておりビタミンCも十分添加されているため果汁をあえて与える必要はない。
・糖分の多い果汁になれると、母乳やミルクを飲まなくなる恐れがある。
以上のことより、離乳食が始まる前は母乳やミルクで十分です♪