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妊娠中 尿たんぱく+ 大丈夫?
妊婦健診が始まると必ず、検尿します。
尿蛋白、尿糖、つわりがひどいときにはケトン体も見ていきます。
特に、尿蛋白は妊娠高血圧症候群:PIH を見極めるのに大切な検査項目です。
+や±に出る場合も多いでしょう。
どういうときに出るのでしょうか?
尿蛋白の出る仕組み
腎臓の糸球体というところで、血液はろ過され尿となりますます。たんぱく質は大きいため、普段はほとんどは通過せず尿には出ません。また小さい成分でも尿細管で吸収されるために尿中に排泄されることはありません。
あっても、ほんの少量のため陽性となることはありません。
ただし、腎臓の機能が低下し、糸球体や尿細管の働きがにぶると尿中に沢山の蛋白が出てしまい陽性となります。
妊娠中は、血液量が増加し、腎臓にも負担がかかるため普段よりは陽性に出やすい状況でもあります。
病院では、尿に試験紙を尿に浸し、その色の変化で判定します。
そのため、−や±は微妙な色の違いのため判断する人により多少誤差は生じます。
±がでたとしてもあまり気にするドクターはいないと思います。
また、+が1回出たとしても、血圧が正常であればあまり気にすることはありません。
ただし、+が続いたり、ひどくなっていくようなら、腎臓の疾患や妊娠高血圧症候群:PIH の疑いもありますので注意が必要です。
++陽性が続く方は、尿の蛋白の量やクレアチニンを精査します。
どういうときに陽性にでやすい?
・塩分の多いもの、脂っこいものを食べたあと
・おりものが多いとき
・睡眠不足、疲れているとき、ストレスが強いとき
・提出した尿が少ないとき
・膀胱炎のとき
など、あげられますが、やはり妊娠高血圧症候群:PIH の兆候でもあるので、健診前はなるべく注意していただき、指示された時期に健診を受けていただきたいと思います。
夏場、水分摂取が少ない場合、発汗が多い時など、尿がにごりやすくなり尿蛋白陽性に出やすくなります。 しっかり水分摂取しましょう。
注意しましょう!
・体重管理に注意しましょう。
・塩分の摂りすぎに注意しましょう
・疲れたときはゆっくり休息しましょう。
・適度に水分を摂取しましょう。
もちろん、妊娠高血圧症候群:PIH が心配ですので、尿量が少ない、むくんできた、頭痛がするなど、いつもと違った症状が出れば早めに受診しましょう。
特に、後期に悪化しやすいです。前回の健診のときに++や+++だった場合、前回の妊娠時妊娠高血圧症候群:PIH だった方は要注意です。
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