子宮頸がん検診(子宮頚部細胞診)

 
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子宮頸がん検診(子宮頚部細胞診)

子宮頸がん検診(子宮頚部細胞診)とは?

 

妊娠初期に行います。妊娠前や出産後も毎年実施してほしい検査です。

 

子宮の口を綿棒で擦過し、その細胞で検査をします。確定診断ではありません。

 

子宮頸がん検診(子宮頚部細胞診)の判定 

NILM

 

異常なし 
従来のクラスT、Uに該当します。
また、1年後に定期検査をしましょう。

 

ASC-US

 

軽度扁平上皮内病変疑い
従来のクラスU、Vaに該当します。

 

HPV検査を勧められることが多いでしょう。
HPV検査(-)・・1年後に再検しましょう。(細胞診+HPV検査)
HPV検査(+)・・精密検査

 

HPV検査とは?

 

子宮頸がんの原因ウイルスとされるHPV(中〜高リスク型)が持続感染をしているかどうかを調べる検査です。
専用のブラシで子宮口を擦過するだけで痛みはともないません。
諸外国では診断精度をあげるために子宮頸がん検診のときに細胞診と併用して行われています。
細胞診とHPV検査の併用によって検診の精度がほぼ100%になります。また将来子宮がんになる危険性があるかどうかを知るひとつの指標にもなります。
日本の現時点では、細胞診の結果がASC-USのときのみ保険適用
そのほかの場合は自費検査になりますので 5000円〜8000円ぐらいかかります。

 

精密検査とは?

 

コルポ診と生検(組織診)

 

コルポスコープ(膣拡大鏡)という器具を使って子宮頸部を詳しく観察するコルポ診
異常がありそうな部位の組織の肉片を2〜3mm採取する生検。単純な炎症なのか、異形成なのか、異形成の場合どのレベルにあるのか、といったことをより詳しく診断します。

 

軽い痛みを伴いますが麻酔なしで行われることが多いでしょう。(子宮体がんの組織診の場合は麻酔が行われることもあります)
ときに、大量出血することもあるため、検査後しばらく安静にしていただく必要があり、出血が多い場合は、縫合などの処置が必要になることがあります。
検査後数日〜1週間程度してから出血することもあり、精査後しばらくは性交や入浴を控えていただくこともあります。

 

ここより以下の結果ははすべて精密検査を必要とします。

 

ASC-H

 

高度扁平上皮内病変疑い
従来のクラスVa、Vbに該当します。

 

LSIL

 

軽度異形成 HPVの感染の疑い 従来のクラスVaに該当します。

 

HSIL

 

中等度〜高度異形成 上皮内癌の疑い 
従来のクラスVa、Vb、Wに該当します。

 

AGC

 

腺異形成または腺癌の疑い 従来のクラスVに該当します。

 

AIS

 

上皮内癌の疑い 従来のクラスWに該当します。

 

SCC Adenocarcinoma,Other mailg

 

いずれも癌の疑い 従来のクラスXに該当します。

 

 

*不適正検体という結果の場合は、細胞診の再検査が必要となります。

 

*異形成(異型上皮):子宮頸がんの前癌状態に相当しますが、軽度、中等度、高度の3段階に分類されます。
軽度〜中等度の場合は自然治癒する場合も多いが
高度の場合は癌に進展していく可能性が高いため、一般に手術(円錐切除術)の適応となります。

 

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